経口胃カメラ 麻酔ありのレポ

こんにちは。

すみません、長男の出産のことより先に先日受けた胃カメラのことについて語らせてください。

胃カメラを受けるにあたって不安すぎて事前に色んな人のブログを読んで心構えをしていました(笑)

私の経験も誰かの役に立ちますように・・・

目次

胃カメラをすることになった経緯

そもそもなぜ胃カメラをすることになったのかというと、今から5か月前くらいから空腹時に胃が痛むようになったんです。

キリキリ、キュ~って感じでその場で座り込みたくなる程の痛み。

でもその後ご飯を食べると痛みは治まって、食後の胃もたれなどもないのです。

でもやっぱり次の日も夕食を作っている時にまたキリキリ…

それが何日が続いて、旦那にこの事を言うと、病院言った方がいいんちゃう?と言われ、でもぜったい胃カメラだけは嫌だ…と思いしばらく放置していました。

夕食までにおやつをしっかり食べると痛まないけど、時間がなくてうっかりおやつを食べれなかったりすると夕食づくりの時に立っていられないくらい胃が痛む…

これってやっぱりやばいのかな、と思いネットで色々検索すると、空腹時に胃が痛むのは十二指腸潰瘍の可能性と出てきました。

そのまま放っておくと十二指腸に穴が開き、腹膜炎を起こしたり、吐血したりすることもあると書いてあり、やばいぞ…と胸騒ぎがしました。

それに胃がんとか重大な疾患の可能性もなくはないので、胃痛が収まらない場合は医療機関を受診しましょう。と書かれてあり、ドキドキしながらも、やっぱり胃カメラ怖い~と思い、またしばらく放置。

なるべく空腹にならないようにしながら、だましだまし過ごしいつの間にか数か月が過ぎていました。

で、9月のはじめです。それまで何故か夕食を作る時間帯だけだったのに、昼食前にも胃が痛んだのです。

しかもけっこう酷くて、その日は昼食を食べたあともなかなか痛みが治まらず、その日1日ずっと胃もたれでしんどい状態が続いたので、もう痛みだして4か月経つしこれはさすがにヤバいかなぁ…と思いホームページや口コミを見て良さそうな病院を探しました。

胃腸科内科を受診

翌日にさっそく受診しました。

出来て2年くらいの新しくてキレイな個人病院です。

その日いきなり胃カメラをするわけないのに、何故か緊張して待合室でガタガタ震える私…

でも先生に様子を伝えると、意外にも、

胃炎かなぁ~。胃カメラどうする?ピロリ菌も調べとく?

って感じで胃カメラは強制ではなかったのです。胃カメラは絶対だと思っていたので拍子抜けというか、ちょっと安心したような気分でした。

で、どうする?と聞かれ、そりゃあ胃カメラしたくないよぉ~と思いながらも、でも今までバリウムも胃カメラもしたことなくて自分の胃の状態を全然知らないので、やっぱり一度診てもらおうと決めました。

なぜ胃カメラが嫌かっていうと、みんな嫌だとは思うんですが、私は特に錠剤やカプセルを飲むのが苦手ですごく時間がかかるというのと、ご飯も何度も噛んで噛み砕いてからじゃないと飲み込めないし、歯磨きで奥の歯を磨くだけでオエ~ってなるし、溶連菌の検査で喉に綿棒?突っ込まれるのも無理で検査断念したり…

ほんと胃カメラが出来る自信がなかったんです。

そのことを先生に伝えると、

じゃあ麻酔でしっかり眠っている間にやりましょう。たまに目バッチリ開いてる人もいるけど、そんな人でも全然覚えてないみたいだから大丈夫ですよ。

と言ってもらい少し安心しました。

そしてテプレノンカプセルという胃潰瘍や胃炎を改善するという薬をもらってその日は帰りました。

いよいよ胃カメラ当日

朝の8時半から開始だったので、前日の夕食は軽めのものを夜8時までに食べるという指示でした。朝食はもちろん食べず、水かお茶なら来院まで飲んでOKでした。

静脈麻酔をすると帰りは車やバイクの運転は禁止なので、旦那に子どもたちと一緒に車で送り迎えしてもらいました。

そのために土曜日に予約を取っていました。

子どもたちにママがんばれ~と見送られ、クリニックへ。

土曜日の通常の午前診の前だったので、まったく混んでおらず、すぐに準備室に通され荷物と靴をロッカーに預け、あっという間に胃カメラの診察台へ。

看護師さんが、初めては緊張しますよね~とか気さくに話しかけてくれたので、けっこう平常心でいれました。

そんなに痛みには強くない方だと思うけど、なんやかんやで出産もできたし、ここまでくると腹をくくるしかない、と自分に言い聞かせてなるべく平常心で過ごしました。

けれどその後いっきに不安が押し寄せてきました。

まず、胃の中を見やすくするための薬を渡されました。ちょっと濁っていて少しトロミのある液体です。これは事前に調べてた時にめっちゃ不味いものだと色んな人が言っていて、看護師さんも「ちょっと飲みにくいけど頑張って」と言っていたので、息を止めて一気に飲み干しました。

そしたら飲む時は味は全く感じなかったです。ただ後味は…やっぱり不味かったです(*_*)

不味いっていうのを知らずに普通に飲んでたら吐いてたかも。。

そしてその液体を胃全体に行き渡らせるために左向きで寝たり右向きで寝たりしました。第一関門をクリアしてその次に渡されたのが喉の麻酔でした。

これは事前に調べた情報だと液体で飲むタイプだったり、飴ちゃんタイプだったりしたんですが、そこのクリニックは氷でした。

小さなカップに入った一個の氷を渡され、口の中で溶かしてから飲み込んでと指示を出されました。「これもめっちゃ苦いよ」と事前に看護師さんが教えてくれました。

口に入れてコロコロ転がしていると少しずつ溶けてきて、少しずつ飲み込んでいるとすぐに喉の様子がおかしくなってきました。

なんというか、飲み込めないんです。飲み込みたいのに、喉に何かがつっかえてるような感覚で飲み込みずらい…そしてめっちゃ苦くて不味い(゜o゜)

不味いわ、喉は苦しいわで、めっちゃオエ~てえずいていると、看護師さんが、「もう麻酔が効いてきてたら無理に飲み込まなくていいよ~!気管に入ったら危ないから!」とティッシュを渡してくれました。

でも全部飲まないと麻酔がちゃんと効かなかったら嫌だ~と思い最後に全部溶けたものをゴックン。苦しくて死ぬかと思いました(ノД`)・゜・。

麻酔が効きだすと何度もゴックンできないので、ちょこちょこ飲み込むのではなく、口の中でほとんど溶かしてから1回いっきに飲み込むのがいいのか、飲み込みずらくなってきたということはもう麻酔が効いてるってことだから、看護師さんにいわれた通り、残りを出してしまっても良かったのか…わかりません。

そうしているうちに先生が来て、先生の顔を見たらもう緊張マックス(*_*)

喉の様子がおかしくて呼吸がしずらくてもうパニックで心臓の音が聞こえるんじゃないかってくらいバクバク言ってました。

もう心の準備も出来ないくらいにサクサクと先生が準備を進めていっていよいよ麻酔投入…

先生にもう少し足を伸ばしてとか体勢の指示をされたのは覚えています。

でもたぶん10秒どころか5秒も経ってなかったと思います。その後の記憶が一切なく、次に目覚めた時には回復室のようなところで寝ていました。

看護師さんに起こされたと思います。

「どうですか~?」と聞かれ、「ボーっとします。」と答えたような。

「どうでした?」と聞くと、

「何回かオエ~ってなってましたよ。覚えてない?」と言われ、

「全然覚えてません」と答えると、覚えてないんだって感じで少し驚かれました。

その後先生も様子を見に来てくれて、同じように「全く覚えてません」と言うと

「へ~覚えてないんだ~、良かったね!」という感じのことを言われたのです。

もしかして私けっこう暴れてたのかなぁ。。とちょっと不安になりながらまた眠気が襲って来て少しウトウトしました。

次に目覚めた時には旦那と子どもたちが来ていて、一緒に先生のお話を聞きましょうって感じで看護師さんに起こされました。

立ち上がるとフラフラでまっすぐ歩けませんでした。

旦那に少し支えてもらいながら診察室に入りました。

胃カメラの結果は・・・

特に悪いところはなかったようです。

1か所良性のポリープがあるけど、ホクロみたいなものだから大丈夫。

胃痛の原因はストレスとか疲れから来るものかな?空腹もストレスになるからなるべく空腹にならないようにしてね。

という診断でした。

とりあえず何もなくてホッとしたのですが、その後の先生の一言にビックリ・・・

「目バッチリ開いてたよ」

え~(゜o゜)!!!

だから看護師さんも先生も私が何も覚えてないってことにあんなに反応してたんだな…

ちょっと…目開けながらオエ~ってもがき苦しんでる自分の姿を想像してみると何とも恥ずかしい(/_;)

麻酔入れられた時、すぐに眠気が来て目つぶりそうになったけど、すぐに目閉じたらもう麻酔が効いてると思われてすぐに胃カメラ突っ込まれたら嫌だぁぁぁと思って麻酔がしっかり効くまでは目を閉じないぞーーーとか思ってたからだな^^;

そのまま目開けたまま意識なくなるとは…

なんともこっ恥ずかしい気持ちになりました。

でも胃は何事もなくて本当に良かったです(>_<)

その後家に帰ってから気づいたのですが、朝付けてたネックレスがなくて、そういえばロッカーに靴と鞄を入れた時に金属類も外してと言われて一緒にロッカーに入れたんだった!!と思い出したんですが、怖いことにそのロッカーから荷物を取り出して靴を履いた記憶が一切ないのです。

でも靴も履いて帰ってきてるし、鞄もちゃんと持って帰って来ています。

でもでも本当にその時の記憶がなくて、なんなら先生の話も飛び飛びでしか覚えていなくて、やっぱり麻酔の力ってすごいなぁと思いました。

クリニックに電話したらネックレスはやはりロッカーに忘れていました。

麻酔後は本当にボーっとしているので忘れ物注意です!!

麻酔あり胃カメラの感想

私は口からの胃カメラを静脈麻酔をして受けました。

個人的な感想としては、やっぱり麻酔が効いていると胃カメラ中のことは全く覚えていないので、苦痛は一切ありませんでした。

目がバッチリ開いてても、オエ~ってなったことも全く覚えていません。

なので不安が強い方には本当におすすめです。

私も次回胃カメラを受ける機会があったとしたら、また麻酔ありの口からにしたいと思います。

麻酔で意図的に眠らされるのが怖いっていうのもあるし、麻酔には色んなリスクもあるとは思うんですが、それを踏まえてもやっぱり胃カメラの苦痛を無くしてくれるというのは大きいと思います。

麻酔の効きとか個人差はあると思いますが、私は後の記憶も曖昧になるぐらいバッチリ効いたので、次回もこの方法で受けたいです。

あ、でも次回は無理しないで早めに目を閉じよう…^^;

以上経口胃カメラ麻酔ありのレポでした。

※追記

その後、胃が痛むことはなくなりました。おそらくストレスによるものだったのかな?

ちょうど緊急事態宣言で幼稚園や学校が休校になって2か月ほどたった頃に痛みだしたので、子どもたちとずっと家にいて超ストレス溜まってたのでしょうか…笑

そして空腹になると胃が痛む、痛んだらどうしよう、空腹になったらヤバイ…と胃が痛むこと自体もストレスになっていたと思われます。

胃カメラで胃に異常がないとわかって安心したからなのか、その後は嘘みたいに胃痛はなくなりました。

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