こんにちは(^^)
今日は長男がGCUに入院してから生後24日目に退院するまでのことを書こうと思います。
目次
GCUに入院
この世に無事に生まれてきた長男ですが、1825gと小さめ赤ちゃんなのですぐにNICUに入院となりました。
小さいこと以外は特に異常は見られなかったので、娘の時と同じくGCUへの入院で良かったのですが、その時ちょうどGCUに空きがなかったので、まずはNICUへ入りました。
GCUとは娘の時にも書きましたが、Growing Care Unit の略で、NICUで治療を受けて状態が安定した後に移され哺乳練習などのケアをし、退院に向けた準備をする場所です。NICUに入るほど重症ではない子が入院したりもします。回復治療室や継続保育室、発達支援室などいろんな訳語が当てられるようです。
小さいと体温調節や授乳なども下手なので、しばらく入院して、2200g超えて他にも特に問題が無ければ退院という流れになりました。
出産翌日に謎の下痢…
出産した翌朝、息子に会いに行こうと思ったのですが、何故か私のお腹の調子が良くなくて、朝からずっと苦しんでいました。
汚い話で申し訳ないのですが、ひどい下痢でトイレに何往復もしてNICUまで会いに行くどころじゃなかったのです(・_・;
時々様子を見に来てくれる助産師さんに相談すると、破水したから感染防止のためにずっと抗生剤を点滴していたのが原因かも。とのことでした。
それにしても酷すぎて泣きそうでした。
まだ悪露もめちゃくちゃ出てる時だったのでトイレも大変だし、入院している部屋がトイレ、シャワー付きの個室だったのでベッドから2、3歩でトイレに行けるのに、それでも間に合わない時もあって…。
出産後の繊細なホルモンバランスの時に、強烈な下痢って…(´;ω;`)
先生も巡回に来てくれたので、相談して薬を持って来てもらうように頼んだのに、大きな病院だからなのか?一度病院内の薬局を通さないともらえないとかで、なかなか来ず…
赤ちゃんに会いに行きたいのにトイレから離れられなくて行けないし、薬もなかなか来ないし、1人で部屋で泣いてました(ノД`)
でもその日はなんとか腹痛の波の間に一度だけNICUに行きました。
昨日産んだばかりの小さな小さな可愛い赤ちゃん…
娘の時は違う病院に搬送されたので、なかなか会うことができなかったのですが、息子は同じ病院内なのですぐに会いに行けて嬉しかったです。
すぐに、といっても出産後の身体にはキツかったですが。
産婦人科とNICUは同じ階なのですが、めっちゃ大きな病院で私が入院していた部屋が端の方だったこともあり、距離にしたら200mくらいあったんじゃないでしょうか。
産後すぐでまだお股の傷も痛いし、貧血気味でフラフラするし、下痢でお腹も痛いし…で道のりめっちゃ長かったです(/ _ ; )
でも息子は本当に可愛くて。ずーっと見ていたかったです。
しかしまた腹痛の波が来たのでその日は少しだけ顔を見て部屋に戻りました。
翌日の朝もまだ下痢は治らず…でも幸い食欲はあったのでしっかり食べて水分とってオッパイ出さなきゃ!と意気込んでいました。
出産2日後のお昼すぎには少しずつお腹の調子が落ち着いてきたので、お昼からNICUに会いに行くと、GCUに空きが出たとのことで、息子はGCUに移動していました。
その日はまだ私の胸がパンパンに張り始めた頃で、母乳をあげれるほどは出ていなかったので、少し吸わせる練習だけして、オムツ替えと少し抱っこをして、保育器の中の息子をひたすら眺めていました。
娘と似てるけどちょっと違うなぁ。
あ~これ新生児特有のこの動き!なつかしー!可愛い~!!
と、2人目だからこそ味わえる赤ちゃんの可愛さに浸っていました。
そしてその夜に最後の腹痛の波がきて、それ以降下痢の症状は収まりました。
黄疸治療
その翌日、産後3日目は午前と午後、2回赤ちゃんに会いに行きました。
その日は保育器の中で黄疸の治療をしていました。
新生児の黄疸は生後間もない新生児の大半にみられる症状なのですが、小さく生まれた赤ちゃんは特に強く症状が出やすいそうです。
長女も入院中に同じように黄疸治療をしていました。
このように特殊な青い光を保育器の中で当てて治療します。
血液中に含まれるビリルビンという成分が黄疸の原因で、光線を当てることにより血液中のビリルビンを分解できるようにするそうです。
この光が目には良くないようで、アイマスクみたいなガーゼで目を覆われていて少しかわいそうでした。。
出生から4日目に1度目の治療をして、翌日からは毎日血液検査でビリルビンの数値を観察して、1週間後くらいにもう一度数値が悪くなり2度目の光線治療を受けていました。
その2度の治療で良くなり、その後は保育器を出てコット(赤ちゃんのベッド)に移されました。
生後24日目に退院
1825gで生まれて、生後2日目は生理的体重減少で1761gに。
その後もなかなか体重が増えず、生後7日目で1864g、14日目で1952gと退院目標の2200gまでの道のりが長かったです。
長女の時はもう少し順調に増えたような?と心配でしたが、18日目に2000gを超えてからすこしずつ増加していき、生後24日目に2188gで退院しました!
2200gには達していなかったけど、母乳の飲みも良いし、血液検査などでも特に異常なく退院しても大丈夫でしょうとのことで、娘も赤ちゃんに会いたがっていたし、私も娘の幼稚園の送り迎えの合間を縫って病院に来るのも大変だったので、急遽退院させてもらいました。
平日だったので、私の母に一緒に来てもらい、車で連れて帰りました。
GCUは両親以外は入れなかったので、私の母は初めて会えて抱っこできて嬉しそうでした(^^
幼稚園から帰ってきた娘は、はじめは恥ずかしいのか変なテンションでした^^;
初めて会う弟に照れてるような、嬉しいような複雑な思いだったと思います。
でも抱っこしたりミルクあげたり、その日はめちゃくちゃお世話してくれました(^^♪
この日から怒涛の2人育児が始まりました。
結局のところ、低出生体重児の原因は?
1人目が1734g、2人目が1825gと我が子は2人とも低出生体重で生まれました。
2人目の長男の時は、1人目が小さかったことと、流産後の妊娠だったことを踏まえ、血流を良くする薬をずっと飲んでいたのですが、それでも小さくて薬の効果は特になかったのか?
でも、2人とも黄疸が強く出たぐらいで他には特に問題はなかったのです。
2回とも出産後に胎盤の検査もしてもらったのですが、胎盤がちょっと小さめなくらいで特に異常はナシでした。
なのでおそらく私の体質かな?
いくら食べても太らないガリガリ体質の私なので、子どもも小さい。ただそれだけだと思います。
お医者さんもそんな感じで言っていました(^^;;
でも、赤ちゃんは大きさよりも在胎週数の方が重要らしいです!
娘は37週0日でギリギリ正産期、息子は36週4日でちょっとだけ早かったですが、ほぼほぼ体の中の機能は出来上がっていたので、小さく生まれて来ても特に大きな問題はありませんでした。
2人とも現在も特に身体が弱い、ということもなく元気に育っています^_^
気になる入院費用は?
出生後、24日間入院していたので入院費用が気になるところだと思います。
私も1人目の時は、しばらく入院ってめっちゃ入院費かかるんじゃ…(*_*)ってドキドキしてました。
でも、自治体が未熟児や低出生体重児に対する補助を出してくれる制度があり、24日間入院して、なんと2000円でした。
しかも息子の場合月末に生まれて、入院中に月が変わったので少し高くなりその金額でした。
娘の時は月をまたがなかったので、1000円で済みました。
実際にかかった医療費は、娘が109万円。息子は148万円でした(゜o゜)
それが健康保険と福祉医療助成制度の適用で自己負担額がたったのそれだけって、めちゃくちゃ有難い…
所得制限などもあると思いますが、本当に助かる制度です。
詳しくはこちらを参考にして下さいね↓
【専門家監修】未熟児養育医療制度、医療費補助など、必要な手続きとサポート|たまひよ (benesse.ne.jp)
次回は息子のその後の成長について書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。